カンボジアウルルン残りちょっと。

トゥクトゥク、トコトコ。
トゥクトゥク、トコトコ。

 トゥクトゥクですね。

 

 これ、乗ってみたかったけど

 

 時間もなかったし

 

 ちょっぴり怖くてやめました。

 

 これ、ただいま6時くらい。

 

 明るいでしょー。

なんだ、この神々しさは。
なんだ、この神々しさは。

 この人、ホテルのフロントにいたお兄さん。

 

 とっても優しかったので

 

 日本のお菓子を、ちょこちょここっそり

 

 あげました。

 

 (子供にあげる、裏工作のようだ)

 

 21歳って言ってたかな。

 

 学生さんだそうです。

 

 どうやら、カンボジアでは

 

 学生だけど、昼間や夜普通に仕事して

 

 そこから学校に向かったりするのがふつうみたい。

 

 妹と二人で住んでいて

 ご家族はタイとのはざまみたいなとこにいて

 家は農家だみたいなことを言っていたと思う

 

 何になるの?

 

 …って聞いたら、最初、わからなかったから

 後で、辞書で調べて「会計士」って言ってたの

 わかりました。

 

 その場で理解できず、「へー。ふーん。ほー。」

 みたいに、返事をして、悪いことをしました。

 

 でも、この子(ずっと若いからいいでしょ)

 

 朝、日の出見て帰ってきたら

 

 私に

 

 「ふふふ~。わたし、あなたのとししってます。

  わたし、ずっとわかーい。」

 (これ、日本語でしゃべっていた)

 って、話してきました。

 

 どうやら、昨日の夜、もう一人の

 お菓子あげて仲良くなる作戦の片割れの人と

 しゃべっていて

 年齢聞かれたから答えたのが

 

 早朝から伝わっていました。

 

 ツーカーでした。

 

 「そうよー、すごいでしょー、おねーさんよー。」

 (私は英語ではなします)

 

 と返事しました。

 

 カンボジアの人は人懐っこいようです。

 

 いろいろ、日本語の教科書見せてくれたり

 質問してきたり

 すごく話しやすいので面白かったです。

 

 「しごとは?」

 

 と聞いてきたから

 

 「あのねー、こどもの歯をなおす人なのよ

 

  子供の歯医者さん、小児歯科っていうんだけど」

 (英語で説明した)

 

 と答えてみたけど

 

 歯医者さんじゃなくって、子供の歯医者さんって

 分ってくれたのかな。

 

 それにしても、写真とるよ、っていったらこの笑顔。

 

 そして、この膜の張り具合。

 

 なんか、かぐわしいです。

 

 なで肩ですね、きみ。

 

どうしてこんなにきれいなのか。
どうしてこんなにきれいなのか。

 何でもない風景だけど

 

 余分なものがなくて

 

 いいですね。

 

 水と大地と空と木がある。

 

 それで、十分なんでしょう。

 

 人間はそこにお邪魔させていただいているにすぎない。

 皆楽しそう

 

  あいま(寸暇)をぬって、マーケットやら見るため

  何回も近くのお店周辺を歩いていたのだけど

 

  トゥトゥクのおじさんにしても

  ホテルの前で張っていて

  「おいおい、おねえちゃん、どこ行くの?

   のっけるよ」

  と、話してきます。

 

  「いいのよ、歩くんだから、そこまでだし」

  というような意味合いで答えて

 

  足とリュックと見せて

  「大丈夫!」

  「ばいばい!」とご挨拶。

 

  断られて、ちょっと不満そうかな・・・

 

  と思うんだけど

 

  これが、どうも気にしてないよう。

 

  笑ってます。

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

  どこでも、そう。

 

  大名と思わしきストリートを歩いていても

 

  お店のおじちゃんの声のかけ方も

 

  なんか、笑って、楽しそうです。

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

  「サントゥール・ダンコール」というお店に

   行ったときです。

 

 

   ここは、若いお姉さんがたくさんいて

 

 

   カンボジアの人の特徴その2として

 

  「しつこくない」というのがあげられます。

 

   皆、ものを薦めません。

 

   あの、「いらっしゃいませ~」のような

   日本の店員さんはいません。

 

   柳原加奈子もいません。

 

   気儘に見て、気儘に選べます。

 

   これは後々のベトナムとは大違い。

    (後日、ちゃんと語る)

 

   そして、口ずさむひとが結構多い。

 

   日本じゃ考えられないけれども

 

   他人の目など気にならないようで

 

   歌謡曲と思しき歌をうたっているお姉さんは

   お店の品物を身に着け(アクセサリー)

   

   「これ、いいなー、これ、かわいいねー」

   って感じで鏡を見てたりするんです。

 

   カンボジア語だけど、明らかに分る。

 

 

   だから、「歌うの好きなの?」って聞いたら

 

   「えっ!」(なんで、わかったの?)

   みたいな返事が面白い。

 

   いやいや、どうみても、ずっと歌ってたし・・

 

   と思いながら

 

  「聞こえてたよ。上手だね。きっと好きなんだよね、歌。

   私は、へたくそだからさ、そんなに気持ちよく歌うの

   いいなあ、うらやましいよ。」

 

   って話かけたりしてみる。

 

   そしたら、その子は

   「なんで、歌えばいいんだよ!楽しいよ!」

 

   と、さらりと答えていた。

 

   そ、その通りです。

 

   それが、簡単にいともたやすくできるあなたを

 

   皆はきっとうらやましく思うのだよ、と感じましたが。

 

   素敵な女の子で

 

   「また、来てね」って言ってました。

 

  まるで、大名あたりのセレクトショップのお姉さんのように。

 

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