バンテアイ・スレイ

意外に小さくて想像と違った・・
意外に小さくて想像と違った・・

 「女の砦」という意味の小寺院です。

 

 中央の祠堂に刻まれたデヴァター像は

 世界でも屈指の美術作品として知られているようで

 本にも、『東洋のモナリザ』と称されていました。

 

 作家「アンドレ・マルロー」さんというひとが

 (存じ上げませんが)

 あんまりきれいで、この像を盗もうとした!

 という謂れがあるそうです。

 

 でもよ、どうやって盗むの??

 

 …と素朴に心配になりますが。

それはそれは細かい。
それはそれは細かい。

 基本は、紅色の砂岩と赤土を使っているので

 

 そこらへんが、他と違って、やんわりしています。

 

 さすが、女の砦ってかんじですね。

 

 模様がひとつひとつ精巧です。

bokuhimananndakedo!
bokuhimananndakedo!

 どこに行っても、子供はかわいいです。

 

 本当に、かわいくて、しょっちゅうにこにこしてました。

 

 でも、こんな凄い遺跡を前にしても

 

 子供というものは、こどもです。

 

 暇でしかたないんだよ・・・って感じで

 

 感動するパパやママをよそに

 

 早くしてくれよオーラを全開です。

 

 年とって、あの時なんて贅沢な!!

 …と思うのでしょうか。

囲ってますよ、全部。
囲ってますよ、全部。

 男子禁制だからか

 

 昔でいう、女の人が逃げて入ってくる守りのお寺

 (なんとか寺っていいますよね)

 

 のような感じなんだと思います。

 

 塀が周りを囲っていて

 そして、中に池があって…

 

 昔は、緊迫してたんだろうけど

 

 美しいこの場所を外人さんがたくさん観光してるの見ると

 

 なんだか庭園のよでさえあります。

ね、きれいでしょ。
ね、きれいでしょ。

 いつの時代も

 

 女性は美しいものが好き。

 

 生活する場所が、ちょっと豪華だと

 心も満足するんでしょうね。

 

 

なんだったかな、これ。
なんだったかな、これ。

 花柄。

 

 やっぱり女性だなぁ。

大分あついの慣れてきたの。
大分あついの慣れてきたの。

 残りわずかになってきたんだけど

 

 なかなか様になってきたんですよ、カンボジア感。

 

 これは、因みに、桜柄の着物アロハで

 日本をちゃんとアピールしてます。

 

 カンボジアにも桜は・・・なかったですよね。

凛としてますね。
凛としてますね。

 日本の空と同じなのに

 

 どうして、こうも清い感じがするのか。

 

 カンボジアの空気は清い。

 

 だから、建物もそこにあるもの全部

 

 凛としている。

パンテアイ・サムレ

アンコールワットに似てる。
アンコールワットに似てる。

 私は、名前があっているのであれば

 ここ「パンテアイ・サムレ」だと思うんだけど

 

 ここが個人的に好きでした。

 

 なんか、静かなんです。

 

 他よりも、ちょっと控えめで

 でも、よく見ると精巧で

 周りに流されない雰囲気をもっていて

 

 空と緑と土とが絶妙な色合いで調和していて

 

 一番、落ち着きました。

なんともいえないこの輝き。
なんともいえないこの輝き。

 基本、高いところは苦手なんだけど

 

 ここまでくると慣れますよね。

 

 そして、圧倒される。

 その美しさに。

 

 風もそよそよ吹いてて。

 

 いいですよ、本当に。

 

 

門かなぁ。
門かなぁ。

 古いし、余分なものがないんだけど

 

 なんか。いい。

真面目な感じがします。
真面目な感じがします。

 この真面目な感じ。

 

 ちゃんと計算されている感じ。

 

 でも、でしゃばってない感じ。

ベストショット(個人的感想)
ベストショット(個人的感想)

 この日の照り具合。

 

 ただ淡々と時間が流れている様。

 

 心も静かに地に足つけて

 

 毎日を

 

 ただただきちんと生きよう。

 

 

 そんな気持ちになれますよ。

 

 

 やっぱり、ここが好きですね。

迷路のようでした。
迷路のようでした。

 昔のひとは

 

 いったいどうやって行き来してたんでしょうね。

 

 でも、考えてみれば

 

 今のようにせかせかして

 生きなくてもよかったんだろうね。

 

 ゆっくりと時を刻むから

 

 今もこうして

 「サムレ族の砦」が9世紀も過ぎた今も

 立派に残っているんでしょう。

 

ここにもきっと。
ここにもきっと。

 ラピュタいるよね~。

いのち。
いのち。

 どうしてなのか分りませんが

 

 この土と石でできたこの界隈から

 緑がいのちをいただき

 成長しています。

 

 

 このちょこっと緑感。

 

 青い空に映えますね~。

 

 く~っ。

 

 もうそろそろカンボジアの旅も終了!

お料理。

おいしかった。
おいしかった。

 美保・郁代さんと最後のランチでした。

 

 近くのおしゃれなホテルの中にあるタイ料理

 (ナイフとフォークとナプキンと・・・)

 

 とっても高級感あふれていました。

 

 粛々と…っていうのはうそで

 

 いざ、いただきます!

ちょっとスパイシーなスープね。
ちょっとスパイシーなスープね。

 いけてます。おいしかったです。

ボリュームあるのよね。
ボリュームあるのよね。

 結構な量が出てくるんです。

 

 実はそんなにおなかすいてないんですが。

 

 でも、私、これからベトナムだし。

 

 何かありつけるかわかんないし。

 

 食べとこ、って思うんで、お野菜いっぱい採りました。

 

 ご飯、ちょっと硬め。

バラエティ豊かな果物。
バラエティ豊かな果物。

 暑い国なので

 

 果物は必需食ですよ。

 

 毎日ホテルの朝食にも出てくるマンゴーとかスイカとか

 

 甘くて美味しかった。

 

 もう満腹なんだけど、フルーツは別腹。

 

 バナナもナイフとフォークでこうやって…

 と説明しながら

 美保さんが静かな空間のなかで

 ころんっっ!!

 と切った瞬間バナナが転がる

 その絶妙さ。

 

 本当に楽しかったです。

 

 こんな場所で

 

 こうして

 

 出会った方々とももうお別れ。

 

 出会いもあれば別れもありますもんね。

 

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