飛騨高山
今年(H22年)5月に名古屋で学会があって
その帰りに、どうせならどっか寄ろうと思い
飛騨高山に行ってきました。
小京都といわれるだけあって
街並みが
のどかでした。
人も、世話焼きさんが多く
民宿のおばちゃんとか
かいがいしく世話を焼いてくださった
(娘のようだわ~、とか言って。
たぶん、10くらい私が上なのに…!)
のを思い出します。
朝の連続テレビ小説を当時見ていた私は
「ゲゲゲの鬼太郎」ではないかっ!
とショーウィンドウの鬼太郎を見て
嬉しくなりました。
水木さん、面白いよね。
古道具商のお店だったと思うんだけど
番人のように妖怪たちがお出迎えするんですよね、きっと。
坂道が多くて
かなりの運動量だったけど
高台のところに公園があって
飛騨の街並みが一望できる感じでした。
ここに向かう途中、幼稚園があったけど
みんな裸足で、元気そうだった。
幼稚園せいたちは
きっとここでお弁当などを食べるにちがいない。
民宿の近くの通りに
お店なのか、普通の家なのか
疑わしき玄関に
この二人が陣取っていた。
カメじゃん!!と意気揚々と
写真をとったけど
なぜ?
この二人は貝を乗せられているのか???
カメと狸ではないのか?
変わったひともいるもんだ。
飛騨の里
基本、平日だったからか
日本人は私だけで
後は外国の観光客ばかりでした。
もう
外国のかたたちは目を輝かして
これが昔の日本なのか!って感じで嬉しそう。
日本昔話の世界ですよ、ここ。
鯉にえさをやれるので
外国のかたは
(おそらく、麩だと思うが)
面白半分であげていました
外国の子供が
きゃっきゃいって鯉に餌をやっており
そのダディが写真とる、という風景を
横で私が面白く見物する
という関係性が成立していて。
あまりの鯉の口のあけっぷりに
あまりの鯉の大阪のおばちゃん風集まりかたに
「crazy!」
とダディさんは叫んでしまい
「うんうん。」と横で私は頷き
3人でその心境を分かち合ったのでした。
おもしろかったけどね。
こんなおうちに住んでいたんですよね、昔は。
中も見学できるけど
結構見事な造りです。
日本人は、頭のいい人物だと
感心する工夫が沢山施されていました。
喧騒とした音もまったくしない
風が舞って
日がさして
花が咲いて
外国人じゃなくても
きっと落ち着き
こころ気持ちよくなるはずです。
日本以外で
藤の花って見れるんでしょうか?
ここは季節ごとに
催しものが開かれているそうで
稲の田植えだ、摘み取りだ・・
とあるそうですよ。
鐘もならしたくなるわさ
子供っていうのは
やってみたくなったら
なんでも興味深々だからね。
うん、なかなか上手だぞ。
美術館にもしっかり行きました。
ミュシャは、中学のころに
こんな美しい絵を描くひとがいるのか、と
魅了された記憶があります。
よくポストカードを買ってしまいます。
あ、でも、私はルノワールの
「イレーヌ・カエン・ダンヴェール嬢」という絵が
小さいころからずっとあこがれていますが。
年とともに
ルノワールだけじゃなく
色んな画家の才能に
益々
感嘆してしまうこの頃です。